歌うと声が変わる人とは

歌うと声が変わる人とは

「歌うと声が変わる人」で検索して当サイトに来る方がいます。

 

結構いますよね、歌うと声が変わる人。

 

検索した理由も、単純に何で変わるのか疑問、もしくは「声変わるとかキモイよね〜(笑)」と共感してほしいか、でしょう。

 

※たぶんこの検索ワードもカラオケのことなんですが、「カラオケ」って単語が入っていないのが若干気になります。
合唱とか重唱で疑問に思ったのかしら。どれだけその人の歌聴いてるんだと思ったり・・・(^^;

 

記事作成日:2019.8.19 更新日:2019.8.19

 

 

何で歌うと声が変わるの?

 

さて、変わったと思うわけですから、その人の元の声のイメージが必ずありますね?
もしかしたら自分の声のことかもしれません。

 

元の声のイメージは、まず間違いなく喋り声でしょう。

 

喋り声なんて、ほとんど音域がありません。
計測したことはないですが、せいぜい3音じゃないですか?
半オクターブ(6音)使って喋る人なんて、まずいません。
音程を代えるのは結構大変な作業なのです。

 

一方、歌はどれくらいの音域でしょうか?
大体、1オクターブ(12音)から1.5オクターブ(18音)です。
2オクターブ(24音)使う曲もいくつかあります。

 

つまり、たとえばAさんに歌わせると、ほとんどの音程が、Aさんの【出したことのない】音なんです。
そんな音を、BさんやCさんは山ほど聞かされた結果、「Aさんって歌うと声が変わる人なのかしら」と思うわけです。

 

実際は声が変わってるのではなく、単純にBさんとCさんが聴いたことがないだけです。

 

まぁAさんが歌経験者なら声を変える技術があるかもしれませんが、フツーの人にはできません。

 

自分の話だったとしても、自分の声のイメージ(喋り声)の音域が狭すぎるだけなので、歌ったら声が変わるわけではありません。

 

歌うと声が変わる人はキモイ?

以上、読んだ人なら分かるでしょう。
そもそも変わってないんです。

 

でも、声変えてる人はいるじゃん!?

それは「変わる」じゃなくて、「変える」ですよね。
「変えている」人はほぼ間違いなく鼻にかかる声です。確かにキモイです。

 

逆に「歌っても声が変わらない人」とは?

それは、その人が音程を合わせていないだけです。
喋り声のせいぜい3音でしか歌っていないんです。音痴なだけかと(^^;
そんな人ほとんど見たことないですが。

 

あるいは、さっきの例で言うと、Aさんが合唱部で、BさんやCさんは、Aさんの合唱をしょっちゅう聞いているとします。
すると、Aさんの1オクターブ前後の歌声に慣れているので、Aさんがカラオケ等で歌っても、「声が変わらない」と思っちゃう・・・そんなところじゃないでしょうか。

 

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